CASE STUDY 導入事例
2026.03.31
小田急不動産株式会社様
小田急不動産株式会社様|電子契約のみでなく、周辺業務を見据えた効率化を実現
・ 顧客とのコミュニケーション時間確保のための業務効率化
・ 書類作成スキルの平準化
・ 電子契約への対応+法令改正時の早期対応
・ 調査帳票の適正化
・ 調査ミス防止
・ 重説・売契作成のクラウド化
・ 各種特約・定型文のテンプレート化
・ 調査項目の統一、重説転記作業効率
・ 書類作成から電子契約へのスムーズな動線確保
・ 調査〜重説作成〜契約のシームレスな連携・業務推進
・ 店舗間の流用作成の機会が増えた
・ 業界未経験の中途採用者に対して一人前になる期間が短縮
・ 媒介更新電子化への期待感醸成(期日漏れリスク回避等)
小田急不動産株式会社様は、1964年の創立以来、多角的に事業展開をしている総合不動産会社様です。
最初から最後まで営業担当者1名の方がマンツーマンで伴走するスタイルの営業を特徴としており、
小田急線沿線を中心とした幅広いエリアで事業を展開しています。
今回は導入の背景や運用の工夫をはじめとした現場での変化について、
小田急不動産の三浦様(写真左)、二本松様(写真右)にお話を伺いました。
導入前の課題
当初、どのような課題・業務上の悩みをお持ちでしたか?
当初は電子契約への対応を主目的として検討を開始しましたが、背景には当社特有の営業体制に起因する課題がありました。
当社では1人の営業担当が初回接点から契約まで一貫して対応するため、顧客とのコミュニケーション時間の確保が競争力の源泉となっています。
しかし、契約関連業務に多くの工数を割かれており、本来注力すべき顧客対応に十分な時間を確保できていない状況でした。
そのため、DXを推進するにあたり、単なる電子契約化にとどまらず、「これまで手が回っていなかったが本来取り組むべき業務の最適化」まで踏み込む必要があると考えていました。
Musubell以外の手段で解決しようとしたことはありますか?
Musubell以外の手段としては、CRMツールの導入を中心に検討していました。
当時はDXという言葉が先行しており、何から着手すべきかを模索している状況でしたが、CRMは主に顧客情報の管理や可視化が中心であり、当社が本質的に解決したかった「顧客コミュニケーションの時間創出」には直結しないという課題がありました。
その点、Musubellは契約業務そのものの効率化を通じて、営業担当が顧客対応に充てる時間を直接的に生み出せるため、当社の課題に対してより適合性が高いと判断しました。
導入の決め手・検討プロセス
Musubellを知ったきっかけは何ですか?
デジタルガレージの子会社であるDGコミュニケーションズ社との接点があったことがきっかけです。
電子契約の導入を検討する中で、「どのサービスを選定すべきか」という議論になり、その流れでデジタルガレージにも話を伺うことになりました。もともと接点があったこともあり、具体的な検討先の一つとしてMusubellの詳細を聞きました。
最終的に導入を決めたポイントは何でしたか?
当時、既に電子契約ツール自体は導入していましたが、不動産仲介業務に最適化されたものではなく、実務に十分フィットしていないという課題がありました。
加えて、社内では物件調査に関する帳票のブラッシュアップにも取り組んでおり、契約業務単体ではなく周辺業務も含めた最適化が求められていました。
その点、Musubell for 物件調査を含めた機能を有するMusubellは、当社の目指す業務改善の方向性と高い親和性がありました。
さらに、同業他社からの評価も高く、実運用における信頼性が確認できた点も後押しとなりました。
加えて、書類作成時のフォーマットやアウトプット品質が実務に適しており、現場での運用イメージが具体的に持てたことも、最終的な導入の決め手となりました。
導入にあたり、社内での障壁はありましたか?
主に3つの観点で社内の障壁がありました。
まず、既に導入している電子契約ツールがある中で、「現行ツールで何が不足しているのか」という点が十分に共有されておらず、追加投資の必要性に対する理解を得ることが難しい状況がありました。
加えて、アカウント課金型のため新たに費用が発生する点も、導入判断におけるハードルとなっていました。
さらに最も大きかったのは、「これまでのExcelやWordの運用で問題ないのではないか」という既存業務への慣習的な依存です。
現行環境から脱却することによるメリットが直感的に伝わりづらい点が、意思決定を難しくしていました。
また、これまで自社仕様でシステムを開発してきた背景から、外部サービスを基盤とすることに対する抵抗もあり、例えば重説における細かな表現や書式(自社独自の運用ルール)をどこまで再現できるのか、といった点も懸念として挙がっていました。
導入後の効果・変化
特に効果を感じた機能やシーンがあれば教えてください。
特に効果を実感しているのは、特約作成や過去案件の流用機能、謄本の自動取り込みといった、書類作成業務の効率化に直結する機能です。
これにより、従来手作業で行っていた入力や転記の工数が削減され、全体の業務スピードが向上しました。
また、マネジメントの観点でも大きな変化がありました。店長がメンバーの作成状況をリアルタイムで把握できるようになったことで、「進捗はどうなっているか」といった都度の確認が不要になり、最終チェックの段階で初めて内容を確認する、といった従来の運用から脱却できました。
さらに、特約の書き方が店舗や担当者ごとにばらついていた点も、テンプレート化により均質化され、品質の標準化が進みました。
その結果、店舗間の異動があっても業務の引き継ぎがスムーズになり、会社としての評価基準の統一にもつながっています。
サポート体制はいかがでしたか?
プロジェクトの立ち上げ段階から段階的に伴走いただき、継続的にサポートしてもらえた点が非常に良かったです。
単なるシステムの操作説明にとどまらず、実際の運用を見据えた業務設計や定着に向けた支援まで踏み込んで対応いただきました。
システム導入においては、ツールそのものよりも周辺業務の整備が重要になるケースが多いと考えていますが、その点についても具体的にサポートいただけたことで、スムーズに導入・運用を進めることができました。
今後、Musubellに期待することはありますか?
今後は、AIを活用したチェック機能の高度化に期待しています。
特に重説の確認業務は想定以上に工数がかかるため、内容の不備検知や表現のチェックなどを自動化することで、品質を担保しながら確認負荷を軽減できる仕組みを期待しています。
加えて、現在Musubell上で書類作成ができている点を踏まえ、物件調査、物件登録、書類作成、契約、保管といった一連の業務をシームレスに繋ぎ、「Musubellを利用していれば他のツールを行き来する必要がない」状態を実現してほしいと考えています。
これらを前提に、AIの活用によってプロダクト全体の価値がさらに向上していくことを期待しています。
ありがとうございました。
小田急不動産様には日頃より開発面でのご助言をいただき、Musubellの改善に大きくお力添えいただいております。
今後とも、より良いサービスづくりに向けてご一緒できましたら幸いです。
小田急不動産株式会社様
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社員数
401名
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エリア
東京・神奈川
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創立
1964年
2026.03.31