CASE STUDY 導入事例

今までは、加盟団体が推奨する書式のPDF形式やExcel形式の重要事項説明書作成フォーマットを利用しながら、自社で加盟団体の解説集をまとめた雛形集をWord形式で用意していました。法令改正や事例の集積とともにこの雛形集をアップデートしているため、徐々に情報量が増えていき、現場の営業担当者が該当文言を検索し、案件との適合性を検討することが徐々に大変になっていくという課題を抱えていました。
また、契約書審査部門としては、営業担当者の経験や能力により草案書面の仕上がりにばらつきが生じていることに対して効率的・効果的に対応したいという課題を抱えており、該当文言の検索性の簡便化やチェック時の編集箇所をレコメンドしてくれるようなシステムを探していました。

まず、作成側の営業担当者に負荷がかかっていました。書面作成時に、Word、PDF、Excelそれぞれのデータを開いたりコピペすることが不可欠であり、同時に、前述のように雛形集から該当文言を検索し案件との適合性を検討することも行わなければならないので、転記ミスや該当文言をピックアップし切れていないという事象が多々発生していました。また、チェックの工程では、審査部門と営業担当者との個別対応になりがちで、修正箇所について問題意識も含めた全社的共有がなかなか推進されにくいという影響が生じていました。後続社員へのノウハウ共有もなかなかうまくいかず、書面作成ノウハウの蓄積や品質の底上げに時間やコストを費やしておりました。

他企業様と打ち合わせを行っていましたが、頓挫してしまった経緯がありました。

Musubellには重要事項説明書や売買契約書の作成機能が既にありますので、新規開発ではなく既存システムの活用を行うことでのスピード感や社内にデジタル化を推進しやすかった点がポイントです。
また、導入検討段階でも意見を取り入れて下さり開発頂く等改修速度が驚くほど早く、日々アップデートされるスピード感がとても魅力的でした 。
さらに、電子契約への対応について漠然とした懸念があった中で、今後のデジタル化推進の方向性も相談しやすかった点もポイントでした。

やはり新しいサービスを導入するということは、導入後にはランニングコストが継続発生することになるため、コストに見合う、またはコストを上回るメリットを確保できるのかという問題意識がありました。また、操作性が直観的で分かりやすいのかどうか、どの程度業務効率化が推進できるのか、という問題意識もありました。
ですが、Musubellのランニングコストについては費用対効果に見合うと試算でき、操作性も十分に分かりやすく業務効率化も見込めたため、導入に踏み切ることができました。

導入から1ヵ月半経ちましたが、若手社員から「楽になった」という声が上がっています 。ベテラン社員からも機能上の不満はなく「一歩一歩使いこなせるようになっています。」という声も上がってきております。書面作成時間の大幅短縮を実感できているという声が少しずつ聞こえつつあるので、業務効率化に一定の効果が出ているように感じます。売主買主の複数併記の表記や、登記簿謄本の読み取り機能などの利用により利便性の実感につながっているのではないかと思っています。

前述と重複しますが、現場サイドからは、書類作成業務が楽になったという意見が出始めています。現場の業務効率を第一として導入したサービスですので、効率化（と同時に品質向上）の点には今後も注視しつつ、社内的にも各種フォローを行っていきたいと思っています。
また、現場サイドではなく管理サイドから見ても、個々の担当者の重要事項説明書の書き方の癖が出にくくなり全体的に統一感が出始めていることは大きな成果と感じております。さらに、MusubellデータはCSV活用ができますが、その観点から社内でもいくつかのアイディアが出始めていますので、一層の業務効率化・DX（電子）化につなげることができたら、と思っています。

WEB形式のサポートや店舗に直接訪問を頂いたり、サポート内容含め不満はありません。
日常的なサポート体制も大変充実しており、とても心強く感じています。
また、新しいサービスの実装のタイミングなどでは、
改めて勉強会の場を設定いただけるというお話も伺っておりますので、
大いに活用させていただければと思っております。

弊社の仲介業務を一貫して自動化・効率化したいと考えています 。具体的には、台帳のレベルまでMusubellで完結できるようになることを期待しています。
また、AI機能を使った文言選択のチャット機能などもあれば嬉しいです。また、法令改正への対応として、様々な都道府県の自治体の建築施工条例などの情報も追加されると助かります 。